- 自慰行為(オナニー)とは
- 自慰行為とEDの関係
- 誤ったオナニーがEDを引き起こすメカニズム
- 過度な自慰行為がもたらす身体的・心理的影響
- 適切な自慰頻度とは
- 正しい自慰行為の方法:EDを予防するポイント
- 当院の衝撃波治療が選ばれる5つの理由
- 治療の流れ
- よくある質問
オナニーは、多くの男性にとってなじみのあるものですが、その実はEDにつながる可能性のある非常に重要な行為です。やり方を間違えてしまう危険性について解説いたします。
自慰行為(オナニー/マスターベーション)とは
自慰行為(オナニー)とは、自分自身の手や玩具、道具を使って性器を刺激し、性的快感やオーガズムを得る行為を指します。医学的には「マスターベーション」とも呼ばれ、性欲解消やストレス発散、リラックス目的で行われることが一般的です。性交渉と異なりパートナーを必要とせず、自宅で気軽にできるため、多くの男性が経験する性行動の一つです。
生理的側面:思春期以降に性ホルモン(主にテストステロン)の分泌が増加すると性欲も高まります。自慰行為はホルモンバランスを乱すことなく、正常な性欲処理として身体に備わった行動と考えられています。
心理的側面:性欲解消だけでなく、ストレス軽減やリラクゼーション効果を得られるため、精神的な安定感をもたらすという側面もあります。
ただし、自慰行為の方法や頻度が不適切だと、性機能に対して悪影響を与える場合があります。特に「誤ったオナニー」が習慣化すると、ED(勃起不全)や性感障害のリスクを高めると指摘されることがあります。本記事では、具体的にどのような行為がEDにつながるのか、そしてどの程度の頻度や方法が適切なのかを専門的な観点から解説します。
自慰行為とEDの関係
世間には「オナニーをしすぎるとEDになる」「自慰行為は不衛生で性機能を低下させる」というような誤解が根強く存在します。しかし、正しい自慰行為を適度に行う分には、EDの直接的な原因にはなりません。簡単に分類してみましょう。
①生理学的根拠の有無
通常のオーガズムや射精は体内で一過性の血流変化を引き起こしますが、勃起組織(陰茎海綿体)自体を損傷するわけではありません。むしろ、適度に性器への血流を促すことで、海綿体組織が健康に保たれるという意見もあります。
EDとは、主に持続的かつ慢性的な血管障害や神経障害、ホルモン異常などが原因であるため、単純に自慰行為の有無だけでは勃起不全を説明できないのが実情です。
②心因性EDとの混同
「オナニー=性依存」「性行為=悪」という考え方が影響し、「自分はオナニーがいけないことをしている」という罪悪感や不安が心因性EDの原因となる場合があります。つまり本来は自慰行為そのものではなく、精神的な負担が勃起不全を引き起こすケースです。
③過度と適度の違い
毎日何度も激しく性器を刺激し続けると、物理的な刺激に対して陰茎が慣れてしまい、通常の性交時に十分な刺激を感じにくくなることがあります。この「刺激慣れ」が、性的興奮を得にくくし、結果的に勃起を維持できなくなる要因になると考えられます。この点が「誤ったオナニー=EDになる」とされる誤解の出発点です。
したがって、「自慰行為そのものがEDを直接引き起こすわけではない」ものの、方法や頻度を誤ると間接的にEDリスクが高まることは事実です。本記事では、その具体的なメカニズムと対策を後述します。
誤ったオナニー/マスターベーションがEDを引き起こすメカニズム
「誤ったオナニー」がEDを引き起こす代表的な要因は以下の通りです。医学的には証明が難しい部分もありますが、多くの臨床経験や研究報告から指摘されるポイントを整理します。
① 刺激の強度が強すぎる
過度な締めつけ:タオルや器具で強く締め付けるように刺激すると、陰茎海綿体や血管・神経組織に微小な損傷を与えるリスクがあります。これにより、血流障害や神経症状が一過性ではなく慢性化し、EDを引き起こす可能性があります。
強力なローション・オイルの乱用:潤滑剤を大量に使いすぎると、感度が鈍くなりやすく、より強い刺激を求めるようになります。結果として、通常の性交時に十分な快感が得られず、勃起不全の原因となります。
② 頻度が高すぎる(オナニー依存)
頻繁な射精によるホルモンバランスの乱れ:射精を繰り返すことで、テストステロンの一時的な低下が生じます。通常は数時間で回復しますが、頻度が極端に多い場合は適正なテストステロン値が維持できず、長期的に性欲減退や勃起力低下を招くことがあります。
性器への過度な摩擦で皮膚が硬化・炎症を起こす:毎日何度も強くこすり続けると、皮膚が肥厚して感度が低下したり、亀頭のカリ部分に慢性的な炎症が生じたりします。炎症部位が痛みや違和感を伴うと、性行為時に十分な勃起が得られなくなります。
③ 性的興奮の質の問題
色情情報の過剰摂取による刺激慣れ:ポルノ動画や過激な映像などに依存して自慰を行うと、実際の性交時に得られる刺激では興奮が得られず勃起しにくくなります。いわゆる「デジタルED」の一種で、ポルノ依存が心因性EDを引き起こすケースです。
自己イメージの歪み:ポルノで描かれるような長時間・強烈な刺激を期待しがちですが、実際の性交はそれほど強力な刺激ではありません。そのギャップが「自分の性能力は劣っている」という自己否定感を生み出し、性的自信喪失から心因性EDに進行することがあります。
以上のような「誤ったオナニー」によって、一時的にではなく慢性的なEDの要因が積み重なる場合があります。改善するには、自分の行為を客観視し、過度な刺激や頻度を見直すことが重要です。
過度な自慰行為がもたらす身体的・心理的影響
「誤ったオナニー」によって直接的・間接的に起こり得る身体的・心理的影響を整理します。
【身体的影響】
①陰茎海綿体や包皮の炎症・硬化
強すぎる刺激や摩擦の繰り返しにより、陰茎海綿体や包皮周辺が慢性的に炎症を起こし、皮膚が肥厚化しやすくなります。肥厚した皮膚は感度を低下させ、性感帯としての機能が落ちることで勃起時の硬さや感覚に影響します。
②亀頭の角化(角化異常)
亀頭の角化が進行すると、表皮が硬くなり、「乳頭状陰茎」や「包皮の内包化」が進みやすくなります。これによって性的刺激が得にくくなり、結果的に勃起不全を招くリスクが高まります。
③陰茎の負傷・出血
特に強すぎる締めつけや無理な道具の挿入などを行うと、陰茎組織が損傷し出血や内出血を伴うことがあります。これが悪化すると海綿体損傷や瘢痕組織(繊維化)を形成し、勃起の際に血液がうまく充満できずEDへ進行する恐れがあります。
【心理的影響】
①性的自信の低下・羞恥心の増大
「ポルノとリアルでは快感レベルが違う」「自分のオナニーのやり方はおかしいのではないか」といった自己否定的思考が強まると、性的行為に臆病になり勃起困難を感じるようになります。これが繰り返されると、ますます性行為自体を避けるようになる「負のスパイラル」に陥ります。
②性行為への恐怖心(性行為不安)
過度な自慰行為で得られる強い快感に慣れすぎると、実際の性交において期待通りの刺激が得られず、「勃起しないかもしれない」という恐怖心が先行し、心因性EDとなるケースがあります。
③罪悪感やストレス
特に宗教的・道徳的背景がある場合、「自慰行為=タブー」という強い罪悪感を抱くことがあります。このストレスが解消できずに慢性的な精神的疲労を引き起こし、蝕むように勃起機能を低下させる場合があります。
以上のように、「誤ったオナニー」が身体的な組織障害だけでなく、心理的ストレスや性行為への不安を増大させることでEDへとつながるリスクがあります。次節以降では、これらを避けるための適切な頻度や方法を具体的に解説します。
適切な自慰頻度とは
自慰行為の適切な頻度は個人差がありますが、「習慣化しすぎず、自分のライフスタイルに合わせて無理なく調整する」ことが基本です。目安として以下を参考にしてください。
【 年齢・性欲レベルに合わせた頻度】
①10代・20代前半
テストステロン分泌がピークに近く性欲が高い時期です。週に3~5回程度までは身体的に大きな問題は生じにくいとされています。ただし、学業・仕事・人間関係に支障が生じない範囲で行うことが大切です。
②20代後半~30代
社会人としての責任やストレスが増え始める世代です。週に2~3回程度を目安に、ストレス発散や睡眠誘導の手段として活用しつつ、性欲が高まりすぎて生活に支障が出る場合は別のリラックスする方法を取り入れます。
③40代以降
加齢によって性欲自体や勃起力は徐々に低下します。週に1~2回が目安ですが、ホルモンバランスの変化や生活習慣病の影響も受けやすくなる時期です。あまり頻繁に行うとホルモン低下や性器の摩擦負担が大きくなり、EDリスクが高まる可能性があります。
【ライフスタイルとのバランス】
①仕事や家庭への影響を最小限にする
性欲が高まったからといって、仕事中や公共の場で自慰行為を考えるのは避けるべきです。プライベートな時間・場所を選び、他人に迷惑をかけないよう配慮しましょう。
②ストレス発散のための一手段と位置づける
ストレスや不眠がひどいときに毎日のように自慰行為に走ると、依存傾向が高まります。ストレス発散法としては、運動や趣味、深呼吸などのリラクゼーション法と組み合わせることで、依存を防ぎつつ性機能を守ることができます。
【 周期的な見直し】
①体調不良やED症状が現れたら頻度を減らす
性器の痛みやかゆみ、勃起力の低下、射精後の疲労感が強く感じられた場合は、数週間~数か月単位で頻度を減らすことで自然と感度が回復し、勃起力も戻ってきます。
②パートナーとの性生活とのバランスを考える
パートナーとの性行為の頻度が高い場合、自慰行為を頻繁に行うと性器への摩擦負担が過剰になりがちです。パートナーとの性生活を重視する日と自慰の頻度を調整し、どちらも適度に楽しめるようにします。
適切な自慰行為を行うためには、方法そのものを見直すことが重要です。以下のポイントを意識することで、EDリスクを抑えつつ快適な性ライフを送ることができます。
①過度な締めつけや強い刺激を避ける
・軽い握り具合で十分
過度に強く握ると海綿体や血管にダメージを与える恐れがあります。「軽く握って、ゆっくりと上から下へ滑らせる」程度の力加減で十分な快感が得られます。
・ローションやオイルは適量を使用
摩擦を減らすためにローションやオイルを使う場合は、適量を守り、過度に滑りを強めないようにします。必要以上に大量に使うと陰茎への感度低下を招きやすいです。
②刺激のバリエーションを持たせる
・手の形やスピードを変える
いつも同じ握り方・スピードで刺激すると、刺激慣れを起こしやすくなります。握り方を変えたり、ゆっくり動かしたり、早くしたりといったバリエーションを持たせることで、陰茎がさまざまな刺激を感じ取れ、性感帯としての機能が維持されます。
・性器以外の触れ方も試す
たとえば、足の付け根や太ももの内側などの性感帯を同時に刺激することで、陰茎にだけ集中した刺激から解放され、多様なセクシュアリティを楽しむことができます。これにより陰茎への強すぎる物理的負担を避けることができます。
③ポジションや姿勢を工夫する
・立って行う・座って行うなど
寝転んだ状態だけでなく、シャワー中に立って行う、椅子に座って行うなど、ポジションを変えることで陰茎への圧力のかかり方が変わり刺激の強度を調整できます。
・適度に動き回る
同じ体勢で長時間行うと、陰茎や睾丸周囲の血流が滞りやすくなります。適度に体勢を変えたり、軽く体を動かしたりして血行を促すように心がけると、ED予防につながります。
④清潔さを保ち、感染リスクを減らす
・手指や道具を清潔に
オナニー前後に手指を石けんでしっかり洗い、道具を使う際もアルコール消毒や洗浄を行います。雑菌が付着したまま刺激を加えると、炎症やかゆみが起こりやすくなり、慢性化すると性感帯の感度が鈍ってEDにつながる可能性があります。
・ローション選びにも配慮
アレルギーを起こしやすい成分が含まれるローションやオイルは避け、低刺激・肌に優しい成分を選びましょう。肌トラブルを防ぐことで、性感帯が健康に保たれます。
⑤自己イメージを肯定し、罪悪感を解消する
・健康的な性行動として捉える
自慰行為は決して「悪いこと」ではなく、性欲をコントロールし、心身をリフレッシュする行為です。過度な罪悪感や恥ずかしさを感じている場合は、専門家によるカウンセリングを受けることで認知を修正し、健康的な性行動につなげることが重要です。
・ポルノ依存を防ぐ
過度にポルノに依存した自慰は、期待する刺激と現実のギャップによって心因性EDを招く原因になります。ポルノを使わずイメージで興奮する練習をする、あるいはエロティックな文学や音声によって想像力を刺激するなどの方法を取り入れると、刺激慣れを防ぎやすくなります。
以上のポイントを押さえることで、過度な物理的・心理的ストレスを避けつつ、適度に自慰行為を楽しむことが可能です。次節では、自慰行為以外にEDリスクを高める要因も併せて理解しておきましょう。
当院では、患者様に安心して治療を受けていただくため、体制と設備の両面で最善を尽くしています。治療の質だけでなく、診療体験全体の満足度向上に努めています。
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泌尿器科専門医がすべての患者様の診察・治療を一貫して担当します。専門知識に基づいたきめ細やかな診察により、適切かつ効果的な治療計画をご提案いたします。品川区で泌尿器科専門医が提供するレノーヴァ衝撃波治療は当院が唯一です。
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ゼウスクリニックでは、ポイント制度を導入しており、ポイントを使ってお得に受診することができます。継続治療を考えている方にも嬉しいサービスです。ゼウスポイント制度を導入しており、ポイントを使ってお得に受診することができます。継続治療を考えている方にも嬉しいサービスです。100円のお支払で1ポイント付与いたします。
使い方の例)
レノーヴァ6回コース 385,000円購入
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一緒に、シルデナフィル50㎎を3錠購入 1,430円×3=4,290円
3,500ポイントを使って、790円のみで追加のお薬は購入可能!!
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治療後の経過観察や副作用の確認なども、すべて保険診療内で対応可能です。万が一のトラブルにもすぐに対応できる体制を整えています。また、他の治療で保険診療が必要になった場合、当院の連携医院である、「自由が丘わたなべ泌尿器科クリニック」へのご紹介もスムーズに可能です。
⑤男性スタッフのみが常駐
当院は、医師からスタッフまで全て男性が対応いたします。患者様も男性のみですので、初めての方でもお気軽にお越しいただけるようにしております。周囲の目が気になるという方もお気軽にご受診ください。
治療の流れ
初回の診察から施術まで、最短でご相談のその日のうちに施術を開始することが可能です。週に1回の施術を4〜6回程度行い、その後の経過観察で効果を判定します。
1webまたはお電話で診察のご予約をお願いいたします
LINEでのご予約が便利です。
こちらからLINEの登録が可能ですので、こちらからご予約をお取りください。
2web問診を回答
当院では、web問診を導入しております。予約後に表示される画面にて事前にご回答の上、ご来院ください。院内での回答も可能です。
3診察当日
まず、当院のスタッフによるカウンセリングを行います。ご要望や症状をお伺いしたのち、医師の診察を行い、最終的な治療方針を決定いたします。
4同意書の記入・お支払
診察にてプランを決定いたしましたら、同意書の記入を行っていただきます。その後、お帰りの際に、お支払いをしていただきます。
5施術
当日枠が空いておりましたら、そのまま施術を行います。空いていなければ次回施術をご予約のうえお帰りいただきます。
6通院のご予約
コースの方は、まとめて予約をしていただいた方が、ご希望が通りやすいため、まとめてのご予約をおすすめしております。
よくある質問
毎日のオナニー(自慰行為)は何回までが適切ですか?
「オナニーは多すぎるとEDリスクになるのでは?」と悩む方も多いですが、適切な頻度には個人差があります。一般的な目安としては以下を参考にしてください。
①ライフステージ別の目安
10~20代前半:性ホルモンの分泌が盛んな時期で、週に3~5回程度までは身体的に大きな問題は生じにくいとされています。ただし、学業や仕事に支障をきたさない範囲で行うことが重要です。
20代後半~30代:仕事やストレスが増える世代なので、週に2~3回程度を目安にするとよいでしょう。ストレス解消目的で行う場合は、他のリラックス方法(趣味や軽い運動など)と併用することが望ましいです。
40代以降:加齢によって性欲や勃起力が徐々に低下しやすくなる時期です。週に1~2回が目安となり、オナニー後の回復時間を十分に確保しながら行うことが大切です。
②過度な頻度が招くリスク
テストステロンの一時的な低下:頻回の射精は一過性にテストステロン値を下げます。通常は数時間で回復するものの、あまりに回数が多いと慢性的に男性ホルモンが低下しやすくなる可能性があります。
刺激慣れによる勃起力低下:毎日激しく刺激し続けると、陰茎が過度な摩擦や圧迫に慣れてしまい、通常の性交時では同じ快感が得られず勃起しにくくなることがあります。
精神的・生活への影響:自慰ばかりに意識が向くと、集中力低下やパートナーとのセックスレス、ストレスの根本的解消不足を招き、間接的にEDを助長するケースがあります。
③適切な頻度を維持するコツ
ライフスタイルに合わせる:仕事や家庭で忙しい日は無理に行わず、余裕があるタイミングだけ行うようにしてメリハリをつけましょう。
他のストレス発散方法を取り入れる:深呼吸や軽い体操、音楽鑑賞などを積極的に取り入れ、精神的なバランスを保つことで「毎日オナニー→ストレス解消」の依存ループを回避できます。
定期的に振り返る:体調不良や勃起力の変化を感じたら、しばらく頻度を減らしてみて、体の反応を観察するのがおすすめです。
オナニー後に勃起しなくなるのはなぜですか?
「オナニーをした後に、パートナーとセックスするときに全く勃起できない」という相談は少なくありません。これは主に以下の理由によります。
①射精後のリフラクトリー期(回復期)
射精直後には、脳内でオキシトシンやプロラクチンといった脳内ホルモンが分泌され、性欲や勃起機能が一時的に抑制される「リフラクトリー期」が訪れます。
個人差は大きく、若年層では数分~30分程度、加齢に伴い数時間~数日かかることもあります。この間は何をしても勃起しにくいため、タイミングを見て次の行為を計画することが大切です。
②テストステロンの一時的低下
射精によって一時的にテストステロンが低下し、性欲や勃起力に影響を与えます。通常は数時間で戻りますが、頻回の射精を続けると回復が遅れやすいため、次の性行為までに自然な勃起力が戻らない場合があります。
③精神的・心理的要因
オナニー後は満足感や一種の脱力感が強くなり、脳がリラックスモードに入るため、パートナーとの性生活で興奮しにくくなることがあります。
「今はリラックスしたい」といった心理的優先順位の変化が無意識に生じると、肉体的な勃起反応も弱まります。
④対処法と注意点
リフラクトリー期を意識した計画:パートナーとの性行為を予定しているときは、オナニーを行うタイミングを制御し、「翌日に行う」「パートナーと行う前は避ける」など、羞恥心や回復時間を考慮しましょう。
衝撃波治療や内服薬を併用:ED治療薬を適切に使用することで、リフラクトリー期を多少短縮できる場合があります。ただし、薬剤については必ず専門医の指示に従いましょう。
栄養・休息を十分に:テストステロンが回復しやすいように、質の高い睡眠やバランスのとれた食事を心がけることで、射精後のリフラクトリー期が短くなる傾向があります。
関連ページ
・ゼウスクリニックのED治療についてはこちら
https://www.tokyo-zeus.com/ed-treatment/
・衝撃波治療についてはこちら
https://www.tokyo-zeus.com/renova/
・男性更年期障害についてはこちら
https://www.tokyo-zeus.com/loh/
文責
医療法人桜蕾会
理事長
自由が丘わたなべ泌尿器科クリニック
院長
渡邊 晃秀